☆世界の賃貸事情その５☆

今回は世界の賃貸事情「韓国編」です。
　





韓国には昔から「チョンセ」という独自のシステムがあります。
入居時にまとまったお金を家主に預け、毎月の家賃はかからないというものです。
（家賃の一括払いのようなもの）
家主は賃借人から集めたお金を投資などにあて、利益を生み出すため
家賃は不要という仕組みです。
チョンセ額は都市や物件により異なり、その物件の市場価値の５０％～８０％が
目安となるそうです。契約終了後は預けたお金（チョンセ）はそのまま
返ってきます。ちなみに日本のように毎月家賃を支払うことを「ウォルセ」といいます。

契約は２年間で保証人は不要。
退去の１ヶ月前通知は日本と同じですが、次の入居者が決まらないと
チョンセは戻らないので大変です。

韓国では生活騒音ではあまりトラブルは無いそうです。
夜中に騒ぐのくらいは平気らしいです。
隣の国で、東京からは飛行機で沖縄へ行くのよりも近いくらいなのに
こんなに文化が違うのはとても興味深いです。